2019年 05月 18日
中学生女子がコミュニケーション力について悟るの巻
Hi, my lovely kids.
How are you?
I’m on a roll today.
I won 6 ピクミン ビンゴ games in a row.
中学生の授業で、
My family calls me Yumi-chan, but my friends call me Yumin.
I like my nickname, because it's cute.
のスピーチでニックネームが好きか嫌いかなんて考えたことない。
ニックネームじゃなくて名前で呼ばれている。
など、など自己紹介スピーチを作るのに避難囂々の女子たち。
「そうだよねぇ。そんなこと考えたことないよねぇ。」と苦笑いしつつ
「なんでそれを言う練習をするんだと思う?」ときいてみた。
なかなかアイディアが出てこないので、いつもはやらないんですが
じゃあさぁ、このスピーチ日本語にしてみようよ。
日本語で自己紹介するとしたらどんなスピーチにする?と聞いてみた。
そのあとから英語で自己紹介をしているビデオをYou tubeで検索して
見比べながら何が違うのかを自分たちで考えさせてみたところ
大げさだよね~ とか
恰好いいなどのコメントの中、
「なんで好きかの理由を言っているけど、私はなんで好きか説明しようなんて思わない。」
<お。君今めっちゃいいこと言ったよ。と思いつつ放置>
「そうだよねぇ。理由わざわざ言うってうざいよね。」
「別に興味ないしね。」
<…とさらに不毛な会話は続く(笑)が、ここで神発言。>
「でもさぁ、理由がわかるとなんで好きなのか覚えていられるよね。」
「確かにそうかも。」
「友達がキンプリが好きって言ったら、誰が好きかとかなんで好きかとか聞きたくなるよね。」
「わかる、わかる。」
「なんで好きか知りたいよね。」
「わかる、わかる。」
「で誰が好き?」
<お…脱線???と思いつつ我慢して放置>
「長瀬君が好き。」
「なんで?」
「格好いいし、歌がうまいしねぇ。」
「わかる~」
「何よりあの普段のあほっぽさとうたっているときの恰好よさのギャップがいいよね~。」
「ギャップ萌え~♪」
「実は頭いいしね。」
「長瀬君が好きな理由なら夜まで語れる~。」
「私も~」
<またしても神発言!>
「そもそも自己紹介なんて言わされているだけなんだから語れないよね。」
「誰も聞いていないしね。」
<もう我慢できずつっこむ>
「でもさぁ、せっかくの自己紹介だったら長瀬君が好き。って言うだけじゃなくて、なんで好きか足したほうがよくない?そのほうがいかに好きか伝わるよね。
今まで見てきたスピーチって相手に伝えよう。って気持ちがわかるよね。自分の気持ちを相手に伝えて、それに対して反応があったらうれしいじゃない?それがコミュニケーションだよね。
英語だからとか、日本語だからとかに限らず、コミュニケーション力って相手に自分の気持ちを言葉にして伝えて、伝わった思いに反応することじゃない?キンプリの話していた時は「わかる、わかる~」とかみんな相槌うつよね。これって英語では”I see.”だよね。「ちゃんと聞いてるよ。私は会話に参加しているよ。」って表現することも大事だと思うな。みんなにはコミュニケーション上手になってほしいな。」
<どんな反応するかなぁと思いつつ様子を見る>
「あー、それでコメント絶対言わせるんだぁ」
「I see.とかWow.とか絶対言えっていうもんね。」
「だからニックネームが好きとか足ささせられるってこと?」
「でもさぁ、ニックネームの感想とかどうでもよくない?」
「名前が好きか嫌いかとかなら足せるよね。」
「お母さんに名前の由来とか聞いたことあるよね。」
「ある、ある。」
「ねぇ、ねぇ、恵、名前についての感想とかでもいいの?」
…長い道のりでしたが、やっと自己紹介スピーチに感想のくだりを足してもらえることになりました(笑)
せっかくなので、自己紹介ってさぁ、私ってこんな子だよ。って覚えていてもらうためだよね。
「じゃあ、好きなものがなんで、どうして好きなのか理由も含めて説明できるような自己紹介作って、イザベラが来たらお話しできるようにしようよ。自分について考えてみるいい機会だよね。」と言ったら
「"That's is your homework. Use the mind map."っていうんでしょ?」と先に言われました。
4年もつきあっている中学生は、私のことよくわかってんじゃーん(笑)
マインドマップをわかりやすく説明しているyou tube発見しました。
by hannah-house
| 2019-05-18 11:58
| レッスン風景