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2020年度 アクティブラーニング導入の年です!

Hi, my lovely kids.
Wishing you a Happy Valentine's Day because you are very special to me.
Thank you for lots of chocolate. I am so happy.
2020年度 アクティブラーニング導入の年です!_f0321473_18364749.jpg
今日はちょっと難しい話、アクティブラーニングについてです。
教育改革、教育改革とは言っても、具体的に何が変わるんだろう?と思いますよね。
おそらく、「小学校で英語の授業が始まる。」とか「プログラミングが強化になる。」といった認識が主なものだと思います。
そもそも「アクティブラーニングって何?」と、保護者の方に聞かれることもあります。

アクティブラーニングとは「子どもたちが自主的に勉強する」という学習方法のことです。
子どもたちに、「倫理的、社会的能力、教養、知識、経験といった能力を身に着けさせよう!」と文部省が積極的に働きかけているのです。
自分にきちんと身についているか心配になります(汗)

なぜ、今までの教育ではだめなのでしょう?
それは社会が大きく変化するからです。

あと10~20年で、49%の職業が機械に代替される と言われています。
    野村総合研究所・オックスフォード大学 マイケル A. オズボーン准教授の計算(2015)

また、米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏が、2011年8月のニューヨークタイムズ紙インタビューで、「2011年にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、今は存在していない職業に就くだろう」と発言しました。65%という数字が何を根拠としているかは明らかになっていないようですが、AI時代を迎えいくつかの職業がなくなるのは間違いないでしょう。

実際に、絶滅してしまった仕事がいくつかありますね。下記は一例です。
  • エレベーター操縦士
  →昔はエレベーターは人が動かしていたんです。しかも熟練の技師さんしかできなかったんです。
  • ランプライター(火付け人)
  →昔はガスライトが道を照らしていたので、夕暮れ時にガスライトを灯す人が必要でした。
  • ボーリングのピンのセット担当
  →昔はピンの後ろに人がスタンバイしていたんだって。
  • 電話交換手
  →電話は手動で接続していました。
  • パンの出来上がりを知らせる人
  →昔はパンが焼けると、「パンが焼けたぞ~」と叫びながら走っていたのです。今でいう広告塔ですね。
  • 蒸気機関車のかま焚き人
  →蒸気機関車も昔は最先端のハイテク技術だったのにね。

当時の人にとっては、You tuberやスマホアプリエンジニアなんて仕事は想像もつかなかったでしょうし、e-スポーツをオリンピック競技に!なんて議論が起こるとはだれも思わなかったことでしょう。
変化の激しい時代を生きる子どもたちが、社会の中で活躍できる資質、能力を育成するための教育、それが2020年の教育改革なのです。

実際にはどんな改革が行われるのでしょう。
  1. 学校教育→新学習指導要領へ
  2. 大学入試→大学入学共通テストへ

今までは「学んだことを覚えている」ことが評価の対象でした。
今後は習得した知識や技能をもとに「自分で考え、表現し、判断し、実際の社会で役立てる」ことが求められます。
そのために「アクティブラーニング」という学習方法が取り入られるのです。

教員による一方通行の授業から、生徒自身が主体的・能動的に参加する授業・学習へと変更されます。
授業の内容はグループワークが中心になり、体験学習、調査学習などが増えるでしょう。

そう、大切なのは「コミュニケーション能力」なのです。
そして、海外の人も含めた、よりたくさんの人とコミュニケーションをとるために必要な言語、それが「英語」なのです。
英語が単に「教科」として導入されるのではなく、あくまでコミュニケーションツールとしての英語が必要なのです。

また「大学入学共通テスト」も記述式のテストにかわり、英語は民間の試験が導入されるといわれています。
どちらも、どのテスト方式を導入するのか。という点では確定はされていないようですが、英検が最有力候補と考えられています。
昨年から挑戦を始めた英検ですが、来年度も引き続きぜひ頑張ってほしいと思います。

難しい話を書きましたが、ハナハウスの子どもたちにとって、この改革はむしろウェルカムだと思っています。
受け身でじっと待っている子どもたちはいないと思うからです。
ハナハウスでは、Megumiが一方的に子どもたちに英語を話させるのではなく、子どもたちがお互いに協力しあって、チームで会話をすることを目標にしています。
1つのユニットの中からお互いに「質問をする。」「会話をする。」ことのできる子どもを目指します。

自分の気持ちを、自分の話せる範囲で話す練習も大切です。
その発表の場が発表会です。
3月14日の発表会は笑顔で、しっかり頑張ってほしいと思います。

Megumi


by hannah-house | 2020-02-14 18:37 | ハナハウス

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